おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。
本日は、 「空き家バンク」について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。
以下ーー内は、2025年6月21日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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「空き家所有者」と「利用希望者」のマッチングが可能に!「空き家バンク」制度とは?実家を登録することで「収入源」になる?
使わなくなった実家や長年空き家の物件を放置していると、老朽化や維持費、さらには防犯・防災リスクなど、さまざまな問題が発生します。 そんな中、注目を集めている制度が「空き家バンク」です。 本記事では、空き家バンクとは何か、その仕組みやメリット、注意点について詳しく解説します。空き家活用の第一歩として、ぜひ参考にしてください。
空き家バンクとは何か?
総務省が公表している「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果」によると、2023年時点の空き家は900万2000戸、総住宅数に占める空き家の割合は13.8%と過去最高を記録しており、日本国内における大きな問題となっています。
空き家バンクとは、空き家所有者と利用希望者をマッチングするために設けられた情報提供制度です。空き家の利活用を通して、高齢化や人口減少が進む地域に都市部からの移住定住を促進することや、地域の景観・生活環境の保全が目的です。
制度開始当初は各自治体が個別に空き家バンクを運営していましたが、2017年からは「全国版空き家・空き地バンク」の運用が開始されました。2025年5月末時点では、全国で62.7%の自治体が「全国版空き家・空き地バンク」に参画しています。
〜以下略〜
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d06d601bb841684ad7a0058fbdb4410b7d76b32
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Yahoo!ニュースで「空き家バンク」についての記事を読みました。
僕自身、不動産の仕事をしていることもあって、空き家問題は日頃からよく耳にしていますが、改めて全国に900万戸を超える空き家があるというデータを見ると、その深刻さがよく分かります。地方ではとくに、長年使われていない実家や管理されていない空き家が増え続けており、老朽化や防災・防犯の面でも大きなリスクになっています。
そうした中、空き家所有者と利用希望者を結びつける「空き家バンク」は、有効な仕組みのひとつだと感じます。公的機関が運営していて、無料で物件を掲載できるのは所有者にとっても安心材料ですし、移住や定住促進を通じて地域の活性化にもつながる可能性があります。
ただ、空き家バンクはあくまで「情報を掲載する場」であって、営業活動は行われません。そのため、登録してもすぐに借り手や買い手が見つかるとは限らず、思ったより問い合わせが少ない…という話も耳にします。
そこで僕が期待しているのが、「自治体と不動産会社の連携」です。空き家の価値を正しく評価し、リフォームや活用方法を提案し、内見対応から契約まで一貫してサポートできるのは、やはり不動産のプロです。自治体が制度を整え、不動産会社が実務を支えるという形が広がれば、空き家バンクはもっと機能的で実効性のある制度になっていくのではないでしょうか。
使っていない実家や空き家を、「負の資産」として持ち続けるのではなく、誰かの新しい暮らしにつなげていく。その選択肢として、空き家バンクはこれからますます注目されるべき制度だと思います。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲