SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2024年11月24日日曜日

空き家を資産に変える挑戦 〜南相馬市の取り組み〜

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、福島県南相馬市での新たな空き家対策について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年11月18日(月)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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空き家の入居、民間団体仲介 物件を点数化し賃料設定 福島・南相馬

 空き家の増加が社会問題となる中、福島県南相馬市で新たな空き家対策が始まった。通常は所有者の意向が強く反映されがちな賃料を、橋渡し役の民間団体が独自に査定し、所有者と入居希望者のミスマッチを解消しようとする試みだ。人口減少や東京電力福島第1原発事故による避難の長期化を背景に、市内の空き家の大半は放置されているのが現状で、関係者は空き家活用の後押しにより移住や起業につなげたい考えだ。(佐藤雄亮)

 「物件は出合いが大切。長く住みたかったが…」。市内の空き家に住んでいた40代女性は数度の引っ越しに疲れ、市外に転居した。

 引っ越しを重ねた理由は入居期間や設備の交換で所有者と意向が合わなかったためだ。女性は「オーナー(所有者)の事情で制限が異なる。住みやすい環境を整えたいと思っても(借り手が)自分勝手にはできない」と実情を吐露する。

 対策を担うのは、空き家と住まいの相談窓口「ミライエ」で、不動産業者や建築士らでつくる団体「南相馬空き家・空き地サポートセンター」が運営する。

 ミライエによると、市内で把握している空き家は2182件。このうち同市小高区には25%に当たる545件があり、原発事故以降、10年以上も放置された空き家が約8割を占める。

 同市では近年、起業や移住を理由に住宅需要が高まっている一方、賃料は震災後の復興需要で高騰したままの状態が続く。ミライエには昨年度、戸建て賃貸住宅を求める相談が80件超あった。しかし、高額な賃料設定や改修に要する費用負担などで双方の意向に食い違いが生じ、契約を断念する相談者もいたという。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/f281cc032d1f01413623da4701d2f7876a3c214e

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今回、南相馬市で始まった空き家活用の取り組みについての記事を読み、とても興味深く感じました。「ツクッテ」というサービスでは、空き家をただの負担ではなく、収益を生む資産に変える仕組みが整っています。賃料を点数化して公平に決めたり、入居者が自分好みに改修できる「DIY賃貸」を提案するなど、今までにない柔軟な発想が素晴らしいと思いました。

空き家を放置しておくと、維持費や固定資産税だけがかかってしまい、所有者にとっても頭の痛い問題です。でも、こうした仕組みがあれば、少ない手間で空き家を有効活用できるのが魅力的ですね。また、地域の特性に合わせた形で移住希望者や起業家をサポートできる点も、これからの地域活性化に大きく貢献するのではないでしょうか。

もちろん、こうした仕組みを動かすには、専門知識を持った人たちや地域との信頼関係が必要です。南相馬市の事例は、そういった面でも丁寧に進められているようで、成功例として注目されるのも納得です。

不動産業に関わる立場として、空き家問題はどこでも起こり得る課題だと感じています。今回の取り組みを通じて、「空き家を活かす」という発想がもっと広がっていけばいいなと思いました。これからの展開にも期待しています。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

相続土地の悩みと国庫帰属制度の課題

おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、「相続土地国庫帰属制度」 の現状について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年1月14日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。...