SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2025年8月31日日曜日

空き家は負の遺産じゃない 神戸市が示す“未来の資源”への道

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 神戸市が空き家を「未来の資源」ととらえて活用しようとしていることについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年8月27日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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【神戸市】「空き家を未来の資源に」 “活かす工夫”で地域を活性化

 神戸市は、社会問題となっている空き家対策を進めています。放置による景観や治安への影響を防ぐとともに、地域の活性化や資源としての活用にもつなげようとしています。

 総務省の「住宅・土地統計調査」によりますと、神戸市内にある空き家の数はおよそ11万8000戸にのぼり、市内の住宅全体のおよそ7軒から8軒に1軒が空き家となっている計算です。

 空き家の長期放置は、周辺の景観や治安に影響を及ぼすだけでなく、所有者にとっても資産価値の低下や税負担の増加といった不利益を招くおそれがあります。管理不足と判断されれば、固定資産税がおよそ3倍に増える可能性もあるといいます。

 建物の老朽化による外壁や屋根の傷み、庭木や雑草が生い茂ることが近隣トラブルの原因となるほか、防犯面でのリスクも高まり、空き巣や放火の被害につながるケースも指摘されています。

 このようななか、神戸市は、空き家の有効活用や除却を促すため、所有者と活用希望者をつなぐ仕組みや、改修・片付け・解体に対する補助制度を設けるなど、支援策の整備を進めています。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/39daef1317480cab83e8196d10ce88d118651395

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神戸市が空き家を「未来の資源」ととらえて活用しようとしている、というニュースを読みました。僕はこの考え方にとても共感します。空き家というと、老朽化や防犯上のリスクなど、どうしても「負のイメージ」で語られがちです。実際、放置されれば周辺環境を悪化させ、所有者にも固定資産税の増加など大きな負担がのしかかります。しかし、使い方次第では地域の財産にもなり得るのだと改めて感じました。

記事では、市民農場や地域活動拠点としての活用例が紹介されていました。建物や土地が人に使われ続けることで、地域に人の流れが生まれ、まちが明るくなる。その循環ができれば、空き家は単なる「問題」ではなく「チャンス」になるのだと思います。

一方で、所有者にとって空き家の管理は簡単なことではありません。片付けや修繕、解体には費用も労力もかかり、遠方に住んでいればなおさらです。だからこそ、神戸市が補助制度や相談窓口を整備しているのはとても心強いことだと思います。こうした仕組みがあれば、「どうしたらいいかわからない」と手をこまねいていた人も、具体的に動き出せるきっかけになるでしょう。

僕が特に大切だと感じたのは、「空き家になる前に家族で将来を話し合うことが重要」という点です。両親が元気なうちから実家の今後について話し合うのは、少し勇気が要りますが、空き家問題を防ぐためには避けて通れないことです。

空き家は負担にも資源にもなり得ます。僕自身も、自分や身近な人の家の将来を考えるきっかけにしたいと思いました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

2025年8月24日日曜日

図面や価格では分からない…中古マンション内覧で必ず見るべき3つのポイント

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 中古マンションの内覧について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年8月9日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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中古マンション購入の成否は内覧にあり! 実際に見学して分かった「日当たり良好物件」の落とし穴とは

中古マンション購入で成否のカギを握るのが「内覧」。営業担当者の話を聞くだけで、なんとなく内覧を終えてしまう人も多いはず。価格や間取りはネットで調べられても、においなど感覚的なものは、実際に現地に行き内覧をしないとわからない。今回は、初心者のための失敗しない内覧チェックポイントなどをわかりやすく紹介する。

目次

中古マンションの内覧初心者は「空き室」の物件から始めよう「共用部」の内覧チェックポイント「専有部」の内覧チェックポイント内覧時に見落としがちなチェックポイントは?実際に中古マンション「パークタワー勝どき」を内覧まとめ

〜中略〜

まとめ
 中古マンションの内覧に際して、とくに意識したいのは以下の3点だ。

・掲示板が整っていて清掃も行き届いているか・図面ではわからない日当たり、音、風通し、臭いは問題ないか・日常生活に必要な施設への距離や所要時間を確認する 「マンションは立地と管理」と言われる。最低限、掲示板と清掃状態で住民のモラル感や管理の状況を自分の目で確認しよう。

 また、昨今の異常気象や災害に備え、ライフラインに直結する施設までの距離は以前にもまして重要になっている。

 マンションに直結していればよいが、徒歩圏内にある避難場所や施設が必須条件と言えるだろう。建物が1981年以降の「新耐震基準」に適合しているかも確認しておきたい。

 内覧は、物件購入前の最大のイベントといえる。準備をするのとしないのとでは大きな違いが出ることを知っておこう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e31d60dbd9e51c781c5f09cccd179ab22a43bc2

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中古マンションの購入において、やはり「内覧」は最大のポイントだと感じます。記事でもまとめられていたように、チェックすべきことは数多くありますが、特に印象に残ったのは「掲示板や清掃状態」といった共用部分の様子です。図面や価格表では絶対にわからない部分であり、住民の暮らしぶりや管理組合の機能がダイレクトに表れている場所だと思います。清潔感があるか、ルールが守られているか。それだけでそのマンションの将来の資産価値や住み心地まで左右されると考えると、軽視できません。

また、日当たりや風通し、音や臭いといった「体感」は、ネットや営業担当者の説明では絶対に補えない部分です。特に記事で紹介されていた“日当たり良好が必ずしもメリットとは限らない”という点にはハッとさせられました。南西向きの部屋が夏の西日で暑すぎる、というのは現地で体感しなければわからない落とし穴です。これは僕自身がもし購入を考える立場であれば、季節や時間帯を変えて複数回内覧する必要性を強く意識するところでした。

そして、周辺環境の確認も同じくらい大事です。駅からの道のりに街灯があるか、スーパーや病院が近いか。数字で表せる距離以上に、実際に歩いてみて得られる安心感や不便さが生活の快適さに直結します。

「マンションは立地と管理」という言葉が記事の最後にありましたが、本当にその通りだと思います。内覧は単なる見学ではなく、将来の暮らしを疑似体験する時間。準備をして臨むかどうかで結果は大きく変わる、と改めて感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

2025年8月17日日曜日

「実家じまい」相談が6年間で17倍 放置空き家にしないための第一歩とは

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 『実家じまい』について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年8月13日(水)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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空き家になった実家はどうする?団塊の世代が後期高齢者になり近年関心が高まる“実家じまい”

TOKYO MX(地上波9ch)朝の情報生番組「おはリナ!」(毎週月~金曜7:00~)。「ライプラ!」のコーナーでは、2025年問題で相談が急増している“実家じまい”について取り上げました。

◆空き家になった実家、どうすべき?

“実家じまい”とは、家の終活を意味する言葉で、親が亡くなる、あるいは施設に入るなどして実家が空き家になることをきっかけに考えることが多いのですが、団塊の世代が後期高齢者となる近年、関心が高まっています。

専門家への相談件数も年々増加。2018年は2,522件だったものが、2024年は42,932件と約17倍に増えています。大型書店の一角には実家じまいに関する本が並び、「実家を守るか、手放すか?」がいま、大きな悩みの種に。

そうしたなか、新たなサービスが登場しています。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/9623d7d7bce79873d4baf57a92863d23831f6550

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最近、Yahoo!ニュースで「実家じまい」についての記事を読みました。
団塊の世代が後期高齢者となり、親の住んでいた家が空き家になるケースが急増しているそうです。2018年に2,500件ほどだった相談件数が、2024年には4万件を超えたという数字には驚きました。

僕は不動産の仕事をしているので、このテーマには日頃から関心があります。
「実家じまい」という言葉は、親が亡くなるか施設に入居したときに、家の処分や活用を考えることを指しますが、実際には多くの人が迷い、結論を出せずに時間が経ってしまうものです。

記事では、築49年の実家を持つ男性が、壊すべきか残すべきか悩んで「終活専門不動産」に相談する様子が紹介されていました。僕も現場でよく感じるのは、取り壊し費用の高さが決断を遅らせる原因になること。そして、親の思い出が詰まった家は、経済的な判断だけでは割り切れないということです。

また、「お守りBOOK」というサービスも興味深いものでした。家の間取りや思い出の写真を一冊にまとめることで、手放す気持ちの整理ができるというものです。実際、気持ちの区切りがつかず空き家が放置される例は少なくありません。心のケアを伴うこうした取り組みは、これからもっと必要になると感じます。

僕自身、空き家問題に関わるなかで痛感しているのは、「判断の先延ばし」が問題を大きくするということです。活用するにしても売却するにしても、まずは現状の価値を知ることが第一歩。専門家に相談し、費用や選択肢を知るだけでも、気持ちはずっと楽になるはずです。

これからは「実家じまい」は特別なケースではなく、多くの人が直面するテーマになるでしょう。感情と経済のバランスを取りながら、後悔のない選択をするための情報やサポートが、ますます求められていくと感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

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2025年8月10日日曜日

「空き家ゼロにの日」に考える。空き家率全国1位の徳島に暮らして感じたこと

おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 8月2日の「空き家ゼロに」の日について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年8月2日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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8月2日は「空き家ゼロに」の日 率の最高は徳島県、最多は東京都

 8月2日は、「空き家(08)をゼロに(02)」と読む語呂合わせから、「空き家ゼロにの日」だ。2023年の総務省の調査によると、全国の空き家は900万戸、住宅総数に占める割合は13・8%で、ともに過去最多となった。

 都道府県別の空き家率で最も高いのは、徳島県の21・3%だ。ただ、数では東京都が最多で、89万6500戸に上る。23区に絞っても64万6800戸あり、空き家は地方だけの問題ではない。

 23区で最多は、世田谷区で5万8850戸。大田区(4万8880戸)、足立区(4万3850戸)と続く。

 空き家の内訳には、賃貸や売却のために空き家になっている住宅や、別荘などの二次的住宅もあるが、より問題なのはこれら以外の「使用目的のない空き家」だ。

 空き家の総数における「使用目的のない空き家」の割合は、台東区が65・7%と23区で唯一5割を超えた。中央区、江戸川区、文京区、世田谷区が40%台に上った。

 空き家が長く放置されると、倒壊や外壁の落下といった危険が増す。ごみの不法投棄や放火など治安の悪化につながる懸念もある。

 総務省の調査では、腐朽や破損がある空き家の数も公表している。23区では練馬区が19・4%で最も高く、板橋区(15・6%)、足立区(15・4%)と続いた。

 国は23年12月に改正空き家対策特別措置法を施行。市区町村が「管理不全空き家」を認定し、勧告・指導できるようにするなど対策を強化している。(篠健一郎、大和田武士)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/811e08eca5526ed9b4ec4dbb78679f5a42ac9706

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8月2日が「空き家ゼロにの日」だということを、先日初めて知りました。「08(空き家)を02(ゼロ)に」という語呂合わせで制定された日とのこと。少しユニークなネーミングではありますが、実際に報道されたデータを見ると、笑って済ませられない現実があります。

2023年の総務省の調査では、徳島県の空き家率が21.3%と全国で最も高くなっていました。つまり、5軒に1軒以上が空き家ということ。徳島に暮らしていても、確かに空き家の多さを感じる場面はあります。例えば、近所の古い家が何年も人の出入りなく放置されていたり、雑草が伸び放題の庭を見ると、「誰が管理しているんだろう」と気になります。

一方で、東京都の空き家数は圧倒的で、23区内だけでも64万戸以上。空き家はもはや地方だけの問題ではないと実感します。

記事の中でも触れられていましたが、もっとも深刻なのは「使用目的のない空き家」。賃貸にも売却にも使われず、ただ残されたままの建物は、倒壊や放火、不法投棄などのリスクを高めます。徳島でも、老朽化した空き家が通学路のすぐそばにあるようなケースもあります。

こうした問題は、誰かが何とかしてくれると期待するだけでは解決しません。身近な空き家や、将来相続するかもしれない実家について、元気なうちから家族で話し合っておくこと。それが、空き家を減らしていく第一歩だと、今回改めて感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

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2025年8月3日日曜日

空き家活用のヒントは、まず「調べること」から

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、空き家の活用に関するQ&A について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年7月27日(日)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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改修したり、地域のために使ったり…空き家を活用するなら補助金を調べましょう

Q 売却のほかに空き家を活用する方法はありますか

A 賃貸に出すという方法があります。賃貸に向くのは築年数が浅く、交通の便がいい物件です。都市部なら多少古くても可能性がありますが、地方では古い物件はほとんど借り手がありません。古民家などは、また別のニーズがあるかもしれませんが…

Q 大家さんになるのですね

A 賃貸は借り主を探したり契約を結んだりと、かなり煩雑で専門的な作業を必要とするので、不動産会社に仲介をお願いしたほうが無難です。将来、自分が住むつもりなら、期間限定の定期借家契約にするといいでしょう。ただ、初期費用がかかったりするので、収支をしっかり計算し、検討しましょう

Q 改修して自分で住んでもいいですね

A もちろん、自分で住むというのも活用の一つです。空き家の状態によっては改修費用がかなりかかりますが、一定の基準や条件を満たす改修には自治体などの補助金を利用できる場合があります

Q 空き家活用をサポートする自治体の制度があるのですね

A 空き家を売却したい、賃貸に出したいという人のために、買いたい、借りたい人との仲介を支援する「空き家バンク」を設置している自治体があります。空き家を地域のための活動ができる場所などにする改修に補助金が出る自治体もある。空き家のある自治体の制度を調べ、担当部署に相談することをお勧めします

Q いろいろな活用がありますね

A 空き家を所有していると、「〇〇にしませんか」といった事業活用の勧誘があるかもしれません。ただ、現実に事業をするにはノウハウが必要です。さまざまな人の意見を聞いて、じっくり検討し、より良い選択をしてください (回答者 ファイナンシャル・プランナー 牧野寿和)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6883106fe7ff983d4f1fa5b3d50ca1ca47bbd4e

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先日読んだYahoo!ニュースの記事で、ファイナンシャルプランナーの牧野寿和さんが空き家の活用方法について分かりやすく語っておられました。売却だけが選択肢ではない、という点は、僕自身も仕事柄よく感じているところです。

特に印象に残ったのは、「賃貸に出す」という活用方法には向き不向きがあるという点。築年数や立地によっては借り手が見つからないことも多く、空き家が地方にある場合は、古さがネックになることもしばしばです。ただし、古民家のように独特の雰囲気や価値を持つ物件であれば、地域おこしの拠点や観光的な活用につながる可能性もあり、視点を変えればチャンスになると改めて思いました。

また、記事の中で触れられていた「改修して自分で住む」という選択肢。これは僕のまわりでも検討している人が少なくありません。ただ、問題になるのは改修費用。こうした費用の一部を助成してくれる補助金制度は、多くの自治体で用意されており、空き家を地域の資源として活かそうという動きが広がっていると感じます。

「空き家バンク」など、自治体が行うマッチング制度や支援策も充実してきているようです。こうした情報を知らないままで「空き家は負担だから放っておくしかない」と考えてしまうのは、非常にもったいない話です。だからこそ、まずは情報を集めてみること。自治体の担当窓口に相談するだけでも、選択肢がぐっと広がります。

空き家の活用には、正解がひとつではありません。焦らず、周囲の専門家の声も聞きながら、じっくりと判断していくことが大切だと、この記事を読んで改めて感じました。空き家は「重荷」ではなく、使い方次第で「資産」になり得るものだと思います。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

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2025年7月27日日曜日

リノベーションが中古物件に命を吹き込む時代へ

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 中古マンションのリノベーションに関心が高まっていることについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年7月19日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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高すぎるマンション、中古物件の“裏技”に注目 お手軽価格に1部屋400人待ち…“争奪戦”もエスカレート

新築同様の内装でありながら費用が格段に抑えられると人気のリノベーション物件

 都内で相次ぐマンション価格高騰を背景に、空き家や中古マンションのリノベーションに関心が高まっている。新築同様の内装でありながら費用が格段に抑えられると人気の一方で、気になるのが地震や漏水などのトラブルに対する安全性だ。そんなリノベ物件の不安を払拭(ふっしょく)しようと、中古物件に業界独自の検査基準を設ける動きが広がっている。都内を中心にリノベ賃貸物件を提供する不動産会社リズム取締役で、昨年、国土交通省から認可を受けた一般社団法人リノベーションバリューデザイン協議会の代表理事も務める挽地裕介氏に、再評価される中古物件の実情を聞いた。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/5efccbc3ace54eb62bacf7fa9d9507cbe22618de

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都内で高騰が続くマンション価格を背景に、改めて注目を集めているのがリノベーションされた中古物件。今日のYahoo!ニュースで紹介されていた「REISM」や一般社団法人リノベーションバリューデザイン協議会(RVDC)の取り組みは、古い物件の価値を見直す意味で非常に示唆に富んでいました。

僕が特に興味を持ったのは、「フルスケルトンからのインスペクション」という仕組み。表面的な内装だけでなく、給排水管など見えない部分にもしっかりとメスを入れることで、安全性や品質に不安を持つ入居者や投資家の懸念を和らげています。中古物件に対する印象をガラリと変えるような取り組みだと感じました。

また、ワンルームに特化したコンセプト設計や入居希望者のウェイティングリストといった運営手法も、空室リスクを最小限に抑える工夫として非常に参考になります。これは、不動産業に携わる僕たちにとっても、今後の空室対策や差別化戦略のヒントになるのではないでしょうか。

古いから価値がない、ではなく、古いからこそ活かせる魅力もある。そんな中古物件の「再評価」が、空き家問題の解決にもつながる可能性があると改めて感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

2025年7月13日日曜日

空き家問題は「いつか自分ごとになる」かもしれない

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 社会問題化している空き家について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年7月6日(日)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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空き家は全国で900万戸、7戸に1戸 いまや「負動産」になっているものも

空き家が増え続けている。維持費用がかかったり、近隣の迷惑になったりして対応に困る人は多い。社会問題化している空き家について専門家に聞いた。

Q 空き家が増えていると聞きますが、どのくらいあるのですか

A 令和5年の総務省の調査では、約900万戸で過去最多を記録しました。30年前の2倍です。総住宅数に占める割合も13.8%で過去最高になりました。7戸に1戸が空き家という計算になります。賃貸・売却用や別荘などを除いた空き家は約386万戸で、うち一戸建ては約8割の約285万戸です

Q なぜ、こんなに増えているのですか

A 人口減なので家が過剰になるのは当然な上、子供世代が親世代の家に住まなくなっているからです。地方から進学や就職で都会に出た子供世代は、そこで所帯を構えます。地方の中でも、子供世代はより生活に便利な場所に住む傾向があります

Q 昔は東京に通勤するのに1時間半かかる〝ニュータウン〟に住んでいましたが…

A 働き方も変わってきて、長時間の通勤をしたくない人も多いのでしょう。また、耐震基準に満たない家も空き家になりがちです。昭和56年の新しい耐震基準より前に建てられた家は、基準を満たしていない可能性が高い。そうなると子供世代も住みませんし、売りに出しても敬遠されがちです

Q 相続で遺されても困る人が多いと聞きます

A 住まない、売れない、お金がかかるでは負担だらけですからね。「負動産」と呼ばれることもあります

Q 相続登記をしない人もいるとか

A 以前は、相続しても登記を改めないことがありました。しかし、所有者がはっきりしないと、空き家の管理責任の所在もはっきりしません。昨年、相続登記が義務化されました。空き家問題の解決に少しでも寄与することを期待します

(回答者 ファイナンシャル・プランナー 牧野寿和)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd46ec54b06588a1ac7396dffd4c52836f4b3fb0

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先日、Yahoo!ニュースで空き家問題に関する記事を読み、改めてその深刻さを実感しました。令和5年の総務省調査では、全国の空き家は約900万戸と過去最多。住宅の7戸に1戸が空き家という計算です。30年前の約2倍に増えており、もはや一部の地域だけの話ではありません。

空き家が増えている背景には、人口減少とライフスタイルの変化があります。子ども世代が都市部に出て戻らず、地方では住宅が余り始めています。また、かつて憧れだった郊外のニュータウンも、長時間の通勤や老朽化によって敬遠されがちです。特に1981年(昭和56年)の新耐震基準以前の住宅は、現代のニーズに合わず、住むにも売るにも難しい状況に陥りやすいそうです。

こうした住宅を相続しても、住まない・売れない・維持費だけかかるとなれば、誰でも困ってしまいます。その結果、管理が放置され、近隣に迷惑をかけたり、倒壊リスクを抱えたまま放置されるケースも少なくありません。こうした現実を考えると、家は必ずしも「資産」ではなく、「負担」となり得ることを改めて感じます。

記事では、昨年から相続登記が義務化されたことにも触れられていました。所有者が不明確なままだと、誰が管理するのか分からず、対策も進みません。法改正によって少しでも問題解決が進むことを期待しています。

僕自身、不動産業に関わる立場として、この問題は他人事ではないと思っています。空き家の活用や早めの相談、適切な相続の備えなど、どれも大切です。誰にでも起こり得る課題として、今から意識していきたいと感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

空き家は負の遺産じゃない 神戸市が示す“未来の資源”への道

おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、 神戸市が空き家を「未来の資源」ととらえて活用しようとしていることについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年8月27日(水)付、Yahoo!...