おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。
本日は、 アットホームが空き家バンクサイトに空き家の所有者と移住希望者を対象とした2つのガイドコンテンツを追加したことについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。
以下ーー内は、2025年5月26日(月)付、株式会社不動産流通研究所の不動産ニュースより引用させて頂きました。
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空き家バンクサイトに所有者・移住希望者向けガイド
アットホーム(株)は26日、全国の空き家ポータルサイト「アットホーム空き家バンク」に、空き家の所有者と移住希望者を対象とした2つのガイドコンテンツを追加したと発表した。
「空き家所有者向けガイド」は、空き家の利活用方法を知ることができ、空き家を放置することなく能動的な管理・活用を促す。所有者が抱える管理や予防、活用といった課題に対して、段階的な手引きや利活用に役立つ情報を提供することで支援する。
「移住希望者向けガイド」は、移住に向けた具体的な行動を6段階に分けて紹介。「二地域居住」に関する特設ページも設置し、ユーザーが生活を具体的にイメージできるような情報を提供していく。
両コンテンツは、空き家の流通・利活用を促進するだけではなく、各自治体の空き家担当部署に空き家所有者や移住希望者からの相談があった際に、同コンテンツに誘導してもらうことで、担当職員の負担を軽減する狙いもある。
https://www.re-port.net/article/news/0000078876/
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最近発表された、アットホーム株式会社による「アットホーム空き家バンク」への新コンテンツ追加のニュースを読み、空き家問題に関わる一人として、大きな期待と共感を覚えました。
今回追加されたのは、「空き家所有者向けガイド」と「移住希望者向けガイド」の2つのコンテンツ。いずれも、空き家の流通と利活用を促進するための実践的な手引きとして設計されており、特に地方における空き家問題の現場感をよく踏まえた内容だと感じました。
まず、「空き家所有者向けガイド」は、放置されがちな空き家の現状に対し、「能動的な管理・活用」を呼びかける姿勢が印象的です。空き家というと、どうしても「管理が大変」「売れない」「使い道がわからない」といったネガティブなイメージが先行しがちですが、本ガイドではそのひとつひとつの課題に対して段階的に向き合える内容になっているとのこと。所有者自身が「まず何をすればいいか」を知るきっかけになるとともに、行政や民間のサポートへのつなぎ役にもなり得るでしょう。
また、「移住希望者向けガイド」では、移住を6つのステップに分けて紹介している点に好感を持ちました。最近は「二地域居住」という言葉も耳にするようになりましたが、実際に移住やデュアルライフを考えている方にとっては、まだまだ情報が断片的で分かりづらいのが現状です。特設ページが用意されていることで、移住後の暮らしを具体的にイメージしやすくなるのではないでしょうか。
このようなガイドが自治体の担当部署と連携し、相談者の最初の導線になることで、現場の負担を軽減しながら、空き家の利活用がよりスムーズに進むことを願っています。空き家は社会課題であると同時に、地域資源としての可能性も秘めています。情報と行動を結ぶこうした仕組みが整っていくことで、全国の空き家に新たな価値が生まれていくのではないでしょうか。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲