SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2025年11月16日日曜日

2,400戸の空き家をよみがえらせた協議会 僕が“古家再生士”に興味を持った理由は

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 (一社)全国古家再生推進協議会の 設立10周年記念イベントについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年11月10日(月)付、 株式会社不動産流通研究所の 不動産ニュースより引用させて頂きました。

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空き家再生10年間で2,467戸/全古協

 (一社)全国古家再生推進協議会は8日、大阪中央公会堂で設立10周年記念イベントを開催。同協議会会員や賃貸住宅オーナーを中心に、約300人が参加した。

 同協議会は、地域にある一戸建て空き家の再生スキームの提供を通じて、中小工務店の経営安定化、サラリーマン大家の育成と経済的自立、地域課題の解決を図る目的で2014年7月に設立した。会員は、収益物件の購入を考える個人など2万人超。全国の工務店や宅建業者を対象にした空き家再生の専門家「古家再生士」と、サラリーマン等を対象とした空き家投資の専門家「古家再生投資プランナー」を育成。古家再生士が投資に適した地域の空き家をツアー形式で案内。古家再生投資プランナーとマッチングする形で、空き家・古家への投資・再生につなげている。

 式典では、この10年間の活動成果が発表された。同協議会のセミナーの受講により誕生した古家再生士は35人、古家再生投資プランナーは1,443人に達した。全国38エリアで空き家・古家の見学ツアーを2,200回以上開催し、2,467戸の一戸建空き家を再生した。一戸当たりの購入金額は平均294万円、リフォーム費用は277万円。貸出し家賃は平均月額6万2,000円。利回りは平均13.5%。その経済効果は72億円と算出した。

 式典で挨拶に立った同協議会の大熊重之氏は「私も協議会もまったく知名度がない中でのスタートで、最初のころはセミナー参加者がゼロという時もあった。その頃から私を信じてついてきてくれ、共に支えてきてくれた皆さまに感謝したい。当協議会は投資を募ることが目的ではない。人材育成を通じてサラリーマン投資家と工務店に自立してもらうため、古家を再生し資産に変えることで、入居者・大家・工務店・地域の“4方よし”を目指してきた」などと語った。
 続けて「2030年までに、古家再生士を100人に、古家再生投資プランナーを3,000人に増やし、全国でのツアーを通じて1万棟の空き家・古家を再生したい」と抱負を述べた。
 https://www.re-port.net/article/news/0000080290/

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先日、「全国古家再生推進協議会」が設立10周年を迎えたというニュースを読みました。記事によると、この10年間で2,467戸もの空き家を再生してきたそうです。平均購入価格は約294万円、リフォーム費用が277万円、そして平均家賃が月6万2,000円。利回りは13.5%という数字にも驚きました。単なる空き家の再生事例ではなく、地域の中小工務店やサラリーマン投資家の育成という観点からも、とても意義のある取り組みだと感じます。

僕が特に興味を持ったのは、協議会が設けている「古家再生士」や「古家再生投資プランナー」という資格です。古家再生士は、工務店や宅建業者を対象に空き家再生のノウハウを体系的に学べる資格。もう一方の古家再生投資プランナーは、一般のサラリーマンや個人投資家が空き家再生を学び、実際の投資につなげていくための資格だそうです。

僕自身、不動産に携わる中で空き家問題の深刻さを日々感じています。地方では、適切に手を加えればまだまだ住める家が多くありますが、「どう活用すればいいか分からない」という理由で放置されているケースも少なくありません。そんな現状を考えると、このように「人を育てる仕組み」を通じて地域に循環を生み出す活動には大きな可能性を感じました。

もし自分もこうした資格を取れば、空き家の再生や利活用をより具体的に提案できるようになるかもしれません。投資目的だけでなく、地域のために動ける知識として学んでみたいと思いました。改めて、空き家再生の分野にはまだまだ伸びしろがあると感じたニュースでした。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

徳島県も他人事ではない所有者不明空き家が示すこれからの地域課題

おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、能登半島地震の復興が、所有者不明の空き家によって思うように進まないということに関して書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年11月22日(土)付、...