おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。
本日は、不動産を相続する際に共有名義はできるだけ避けるべき理由について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。
以下ーー内は、2025年2月18日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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【老後資産についての家族会議】もっとも考えるべきことが多いのは“家” 相続税対策なら“親子で同居”も視野に、“最期の住処”は「安心」と「費用」を比較して判断
老後を支えてくれる家族ほど、貴重な存在はいない。だからこそ、早い段階で老後資金について家族と話しあい、資産を把握しておくことで、さまざまな負担を軽減することもできる。そして、資産のうち、もっとも考えるべきことが多いのは「家」にまつわることだという。
〜中略〜
共有名義はできるだけ避けるべき理由
親との同居、子供たち家族との同居だけでなく、「いつまで自宅に住むのか」も話し合っておきたい。施設は高いと考える人も多いが、自宅のバリアフリー化、訪問医療や介護にかかるお金を試算すると長い目で見れば施設と同じくらい費用がかさむこともある。
住み慣れた自宅で最期を迎えたいと考える人は多いが、晩年の生活の質を保つには、高齢者施設に入居する方がいいケースもあるのだ。
「大切なのは、本人がどんな生活を望むかです。生活保護を受けながらでも入居できる施設はあるので、お金がかかるというイメージだけで判断しないでほしい。とはいえ、親が施設に入る際は子供から言いだす場合が多いようです。実際に住むのは親なので、元気なうちにしっかりと希望を話し合い、施設の雰囲気や食事など、自分に合う施設かどうか、家族と一緒に見学することをおすすめします」
そうして自宅が空き家になったら誰が引き継ぐのか、あるいは壊すのか、売るのか。そうした自宅のしまい方まで話し合っておいてほしい。
「きょうだいで過ごした思い出の家だからなどと、共有名義にするのはできるだけ避けるべき。売却するにも人に貸すにも名義人全員の同意が必要なので、何をするにももめやすく、トラブルのもとになります」(田渕さん・以下同)
「いずれ施設に入居したら自宅はいらなくなるから、子供に生前贈与しよう」といった安易な決断は要注意。
「処分に困りそうな財産は、もらった側も困ることが多いもの。子供や孫に丸投げするのではなく、自分がまだ元気なうちに評価額のチェックや測量などを済ませておきましょう。後々処分に困ることがわかっているなら、元気なうちに自分で売却してお金に換えてしまう方がよほどスムーズです」
※女性セブン2025年2月20・27日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/32db3e66bbdb4ba95af63d827a3ae3b79f78b378
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不動産を相続する際、「きょうだいで平等に分けたい」「思い出のある家だから共同で所有したい」と考える方も多いかもしれません。しかし、共有名義は将来的なトラブルを招きやすく、慎重な判断が求められます。
最大の問題は、売却や管理の自由度が制限されることです。不動産を売却する際は、共有者全員の同意が必要になります。一人でも反対すれば売却できず、話し合いが難航するケースも少なくありません。また、共有者の一人が亡くなると、その持分がさらに相続され、関係者が増えることで意思決定が一層複雑になります。
さらに、共有者の一人が経済的な事情などで持分を売却したい場合、他の共有者が買い取らなければ、第三者に売却される可能性もあります。結果として、家族以外の人物が共有者となり、トラブルにつながるケースもあります。
こうしたリスクを避けるためにも、不動産を相続する際はできる限り単独名義とし、円滑な管理・活用ができるよう準備しておくことが重要です。将来的な資産価値や相続の負担を考え、適切な分割方法を検討することが望ましいでしょう。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲