SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2024年11月3日日曜日

不動産プロが考える空き家問題のリスクと対策

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、空き家を放置することのデメリットや、空き家を相続した場合に知っておきたい注意点などについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2024年10月29日(火)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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実家の両親はすでに80代。万一の場合、「空き家」になった実家はどうなる?「相続放棄」しても管理する必要があるの? 放置がNGな理由もあわせて解説

40~50代になってくると、両親の体調が心配になることが多いもの。特に、将来の悩みの種となるものの1つが、親が住まなくなった後「空き家」となる実家です。

空き家を相続すると、建物と土地を売却することで現金に換えることができますが、放置するとさまざまなデメリット・注意点が生じることを知る必要があります。

本記事では、空き家を放置することのデメリットや、空き家を相続した場合に知っておきたい注意点などを紹介します。

〜中略〜

まとめ

自宅を相続した場合、固定資産税の納税だけでなく、実家が劣化しないように管理する義務が生じます。管理が行き届かず特定空き家に認定されると固定資産税が最大6倍になったり罰金の対象になったりと、デメリットが生じることになります。

相続人同士で話し合い、3000万円の特別控除の特例を利用できる「親の死後3年以内」に実家を売却するなど、なるべく税負担なく手放すことも検討しましょう。

〜以下略〜

https://news.yahoo.co.jp/articles/62e8d3d6b5caab3b9f8ac8e9c84e6356a8095598

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不動産業界で仕事をしている者として、空き家問題は他人事ではなく、ますます重要性を感じるテーマです。特に、親が亡くなったり施設に入るなどで家が空き家になる場合、放置による経済的な負担は大きいと感じます。空き家にかかる固定資産税の支払いが続くだけでなく、「特定空き家」に認定されるリスクがあり、その場合は固定資産税が大幅に増額されることもあります。僕の経験上、空き家を適切に管理せずに放置するケースは多く、改善命令や過料といった法的リスクもあります。これは所有者にとって心理的な負担にもつながります。

 

一方、相続放棄という選択肢もありますが、手続きのタイミングやすべての財産を引き継がないという決断が必要なため、実際に選択するのは簡単ではありません。また、相続後3年以内に売却すると最大3000万円まで控除できる特別制度があるため、計画的に売却を検討することが税負担を抑える鍵となります。親が元気なうちから、相続や空き家の扱いについて事前に話し合っておくことは、今後の負担軽減につながり、重要だと感じます。不動産のプロとして、これからの空き家問題に対し、所有者の方々がスムーズに判断・行動できるような支援をしていきたいと改めて感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

所有者不明土地の現実 相続登記義務化だけでは解決しない課題

おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、相続登記義務化から1年が経った現状について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年4月14日(月)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました...