SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2025年11月2日日曜日

店舗より口コミ、価格より省エネ 変わりゆく『住まい探し』のリアル

おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の結果について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年10月27日(月)付、株式会社不動産流通研究所の 不動産ニュースより引用させて頂きました。

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約8割が「住まい選びで省エネ性能は重要」/RSC

 不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)は27日、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」結果を発表した。同調査は、同協議会の加盟不動産情報サイトの利用実態とその推移を把握する目的で2003年から年に1度実施しており、今回が23回目となる。

 1月28日~5月30日の間、同協議会ホームページや会員サイト、不動産情報サイト上で行なったオープン型調査。過去1年のうちに自身の住まいと賃貸または購入するために不動産物件情報を調べた(調べている)人を対象としたもので、有効回答数は948人。

 物件を契約した人に対し、住まい探しを始めてから契約までに要した期間を聞いたところ、「1~3ヵ月未満」が賃貸(39.5%)・売買(33.3%)ともに最多。物件を契約するまでに問い合わせた不動産会社の数は、全体で平均3.5社(前年比0.9社増)、賃貸は3.3社と15年以降で最も多くなった。検討期間は長期化、問い合わせ数は増加の傾向。
 不動産会社を選ぶポイント・特に重視するポイントの両方で「写真の点数が多い」(選ぶポイント:74.3%、重視するポイント:40.3%)がトップとなり、いずれも直近3年で最多に。「不動産会社に対する口コミ情報」は、特に重視するポイントで2位(9.7%)にランクインし、前年比で増加傾向。「店舗がアクセスしやすい場所にある」(4.2%)は、2年連続で割合が減少しており、店舗の立地より物件情報に重点を置いて不動産会社を選択する傾向が出ている。

〜以下略〜

https://www.re-port.net/article/news/0000080166/

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RSC(不動産情報サイト事業者連絡協議会)の調査結果を読んで感じたのは、「住まい探しの価値基準が、ここ数年で確実に変わってきている」ということです。特に印象的だったのは、省エネ性能を「重要」と考える人が全体の約8割に達したという点。購入層だけでなく、賃貸を検討する人の間でも関心が高まっているのは、時代の変化を感じます。光熱費の高騰や環境意識の浸透など、背景にはさまざまな要因がありますが、「快適に、そして賢く暮らしたい」という意識の表れだと思います。

また、不動産会社の選び方にも変化が見られました。かつては「店舗の立地」や「知名度」が重視されていましたが、今は「写真の多さ」や「口コミの信頼性」が判断基準になっているとのこと。ネット上で複数社を比較し、情報の質や対応の早さをチェックしている人が増えている。これは、不動産会社にとって“オンライン上での印象”がリアルな接客以上に重要になっていることを意味します。

さらに、IT重説やオンライン契約への抵抗感が薄れ、特に賃貸では非対面のニーズが高まっているのも興味深い点です。忙しい現代人にとって、手続きの簡略化は大きな魅力。非対面でも「安心して任せられる」不動産会社かどうかが、今後の信頼獲得の鍵になりそうです。

省エネやオンライン化、口コミ重視など、住まい探しの基準が「便利さ」や「安さ」から「質」と「信頼」にシフトしている――この流れを僕たち不動産関係者はしっかり受け止め、対応していく必要があると感じました。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

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おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、能登半島地震の復興が、所有者不明の空き家によって思うように進まないということに関して書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年11月22日(土)付、...