おはようございます😃🌞
SUMiTAS徳島中央店の近藤です。
本日は、 空き家となった古民家を改修して民泊施設として活用する取り組みについて書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。
以下ーー内は、2025年10月11日(土)付、Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。
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“空き家問題”解消に向け 古民家を民泊施設に再生
全国で空き家が増え続けるなか、空き家となった古民家を改修して民泊施設として活用する取り組みが始まっています。
民泊アプリなどを運営するAirbnbは、茨城県古河市にある築150年を超える古民家を改修し、9日から宿泊者の受け入れを始めました。
襖や柱など古民家らしさは残しながらも、キッチンや洗面所といった水回りを中心に設備を取り替えたほか、地震に対する備えとして、揺れを吸収するダンパーを壁の中に取り付けるなどしたということです。
Airbnb Japan広報担当 島袋佳子さん 「旧来の古民家に新たなスタイリングを加えることによって新たな価値を加えるという取り組みを行いました。観光の中心じゃないところにも魅力があってそういった土地の魅力も日本のみならず世界中に訴求していければという目的もあります」
全国の空き家(2023年)は900万戸を超え、総住宅数に占める空き家率(13.8%)とともに過去最高を更新し続けています。
2038年には全住宅の3軒に1軒が空き家になるという試算もあります。
Airbnbは民泊への活用を通して、宿泊施設や観光資源が少ない地域の活性化にもつなげたいとしています。
テレビ朝日報道局
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ccf70805a061fa4d036b523adc58e24d596405
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この記事を読んで、僕は「民泊」という仕組みが、これからの地方にとってどんな意味を持つのかを改めて考えさせられました。
Airbnbが手がけた築150年の古民家再生は、単なる宿泊施設の提供にとどまらず、「空き家問題」への一つの解決策として注目すべき取り組みだと思います。
全国で空き家が900万戸を超え、放置されるほど地域の景観や安全に悪影響を与える中、こうした「古民家を再生して人が訪れる場に変える」動きは、社会的にも大きな意義があります。
地方では観光資源があっても宿泊施設が不足している地域も多く、民泊が整えば、地元の飲食店や商店にも経済的な波及効果が期待できます。
また、古民家をリノベーションして再活用することで、「壊す」よりも「残す」選択が生まれる点も大きいと思います。
日本各地に残る伝統的な建築や生活文化を未来に繋げるという意味でも、民泊は単なる観光ビジネスではなく、文化の継承と地域活性の両立を図る仕組みになり得ます。
一方で、運営には法規制や管理の課題もあります。
特に地方では、清掃や鍵の受け渡し、トラブル対応などをどう地域の中で仕組み化していくかが課題になるでしょう。
それでも、地域住民や行政、事業者が連携して「地域全体で支える民泊」を形にできれば、空き家の利活用モデルとして持続的な可能性があると感じます。
これからの地方の空き家問題は、「誰が住むか」だけでなく、「どう活かすか」が問われる時代に入っています。
民泊はその一つの答えとして、地方の魅力を再発見させる力を持っていると思います。
それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。
次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲