SUMiTAS徳島 スタッフブログ

2025年9月21日日曜日

新築より中古を選ぶ時代へ?住宅市場に起きている大きな変化

おはようございます😃🌞

SUMiTAS徳島中央店の近藤です。

本日は、 青森県内の2025年1~7月の新設住宅着工戸数について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。

以下ーー内は、2025年9月15日(月)付、 Yahoo!ニュースより引用させて頂きました。

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住宅着工 20%減1970戸/青森県内1~7月 過去10年で最少/建築費高騰影響 中古人気

 国土交通省の統計によると、青森県内の2025年1~7月の新設住宅着工戸数が前年同期比20%減の1970戸となり、過去10年で最少となった。住宅着工数の減少は全国的な傾向で、建築資材価格や住宅ローン金利の上昇が主な理由だ。新築住宅価格の高騰により、割安な中古住宅の人気が高まりつつある。

 住宅着工戸数の減少は6年連続で、減少幅は過去10年で最大となった。1~7月の住宅着工数の主な内訳は注文住宅などの持ち家が1175戸で前年同期比16%減、賃貸アパートやマンションなどの貸家が564戸で同18%減、分譲が223戸で同41%減となり、いずれも前年割れしている。

〜中略〜

 青森市の不動産鑑定士・久保田聡さんは「建築費が高すぎて新築を諦め、安価な中古物件を求める人が増えていると聞く」という。 十和田市で建築、不動産関係の会社を経営する県宅地建物取引業協会の中野渡健一副会長は「中古物件が売りに出ると、すぐに購入者が決まる」と説明。業者が中古住宅を買い取り、改修して販売するケースがより増えていくとし「生き残るため、中古住宅をリノベーションする専門部署や別会社をつくることを将来的に考えなければいけないかもしれない」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a55aeb0405d53d9df13f84e298b735c23aab40e8

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住宅着工数の減少が青森県で大きく報じられていました。記事によると、今年1~7月の新設住宅着工戸数は前年同期比20%減の1970戸と、過去10年で最少となったそうです。建築資材や人件費の高騰、住宅ローン金利の上昇などが背景にあり、割安な中古住宅への需要が高まっているとのことでした。

このニュースを読んで、僕は「青森県だけの問題ではない」と強く感じました。全国的に同じような状況が進んでいるからです。新築住宅は憧れではあるものの、建築費が坪単価60万円台から80万円台となると、多くの人にとって手が届きにくくなっています。特に賃金が大きく伸びていない現状では、無理をして新築を建てることに慎重になる家庭が増えているのは自然なことだと思います。

一方で、中古住宅市場の動きが活発になっているのは興味深い点です。地方でも中古物件が出ればすぐに買い手がつく状況があると報じられていましたが、これは全国的な潮流になりつつあります。業者が中古住宅を買い取り、リノベーションして再販売する「買取再販」のビジネスが広がっているのもその表れです。

人口減少や若い世代の都市部流出といった構造的な問題もあり、新築需要が伸びにくいのは避けられません。そのなかで、中古住宅を活かす動きが住宅市場の新しい柱になっていくのではないでしょうか。僕自身も、不動産業界に関わる立場から、今後は「新築か中古か」ではなく「いかに既存の住宅を魅力的に再生できるか」が大きなテーマになっていくと感じています。

それでは、本日はこのくらいにさせて頂きます。

次回も引き続き、当ブログを読んで頂けます様宜しくお願いいたします🤲

新築より中古を選ぶ時代へ?住宅市場に起きている大きな変化

おはようございます😃🌞 SUMiTAS徳島中央店の近藤です。 本日は、 青森県内の2025年1~7月の新設住宅着工戸数について書かれたニュース記事を読ませて頂き、僕が感じたことを書かせていただきます。 以下ーー内は、2025年9月15日(月)付、 Yahoo!ニュースより引用...